なんだかねぇ
義妹家の長男は教員免許を持っていたのだが、大学を卒業時に
色々考えた結果、教員にはならず企業に就職した。
数年働いた後、教員免許の更新があり、(これもこの直後に廃止に
なったけどね…)せっかくだからと退職し、教員をすると地元に戻って来た。
まずは臨時採用からと働き、我が家の三女と同じく正規採用試験を受けることにした。
しかし、来年はもう受けないと言っていると義妹から聞いた。
まず面接に弱いらしい。
あとこれが一番の原因なのだが、このまま受験し続けても採用されるかどうか
確証もないのに、臨採でただただ年を重ねるのはリスクなのではと思ったようだ。
そりゃそうだ。
同僚の先生も長く臨採のまま、毎年受験している姿を見て、先の見通しが付かないのでは
結婚も考えられないと不安になったようだ。
1年更新で4月からも果たして仕事はあるのだろうか、行先が決定するのも3月下旬だし、
赴任地によっては慌ただしく引っ越ししなきゃいけないし。
おまけに仕事をしながら、採用試験勉強もしなくてはいけない。
週末は部活の付き添いや世話、平日も遅くまで仕事の中、そんな時間も気力も失くすよな~
それに社会人経験、臨採経験などはほとんど加味されないらしい。
ただでさえブラック企業と言われているのに、これじゃ、若い人が教員を選ぶわけないじゃん。
将来的に少子化で学校の統廃合が進むから、正規を増やしたくないのだろうな。
教員が足りないというが、非正規の教員が欲しいだけなんだろうねと勘繰っている。
転職するなら、売り手市場と言われているうちがいいしさ。
教員だけでなく、どこの業種もだが、採用の考え方を変えなきゃいけないんじゃないの?
人を安くこき使おうとするからダメなんじゃん。
どこも少なくなっている若手の争奪戦だもんね。
三女も来年度は受験しないとか言っているもんな~
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